そのカードが入っている理由はなんですか?
2010年5月19日 MTG うんちくメタゲームの分析とカード評価によるデッキ投入カードの決定
デッキのカードを入れ替えるときにあれも入れたいけどコレも入れたいと悩む事は多いと思うけど、多くの人は感覚的な入れ替えをしてると思う。トーナメントで勝つためには、出来るだけ定量的な評価でカード選択をすべき。
かなりざっくばらんな書き方だけど、カードの標準評価が5点だと仮定して、稲妻を評価すると
メタゲームデッキ分布が ジャンド3割 赤単3割 その他4割
それぞれのデッキに対する稲妻の効果が ジャンドには5点 赤単には8点 その他には6点の場合
稲妻の得点は1.5+2.4+2.4=6.3と標準より高い期待値が見込めるためデッキに投入できるカード。
しかし
デッキ分布がジャンド3割 青白TA3割 その他4割 に変わって
同様に ジャンド5点 青白3点 その他6点の場合
1.5+0.9+2.4=4.8と標準より劣った期待値のカードになる。
実際にはここまで単純じゃないし、各人の評価が違う部分もあるだろうけど、この考え方が基本にあると、自分のデッキの性能評価をする目安になる。何を抜いて何を加えるべきかという問いかけに対して、より適切な答えを導ける。
最近のデッキはカード単体が強いので、戦略+単体のカードパワーの両方を兼ね備えたデッキがトーナメントレベル。
ジャンド:続唱戦略+1枚で2回分美味しい+除去のパワーカード
青白:フリースペル、カードドロー、(一部マナブースト)+悪斬やPWなどのパワーカード
バント:マナブースト+緑白の優秀クリーチャーというパワーカード
どれも基本的な戦略+パワーカード。
上記の考え方は、何がパワーカードなのかという事を評価できる。
同時にパワーカードがメタゲームによってはパワーカードで無くなることも示唆している。
1点だけ留意すべきなのは、この評価の仕方ではシナジーを重視するタイプのデッキ(俗に言うコンボ及びコンボに近いデッキ)を評価する事は不可能である点。
ターボフォグ系のデッキは毎ターン発生するドロー+時間のねじれのコンボ、
変身デッキのトークン+変身なんてコンボは評価できない。
なぜならこれらのデッキは単体のカードパワーでは無くて戦略のみで勝負するデッキ。
http://mtg-jp.com/reading/tsumura/004867/
”これはあくまでトーナメント思考の方へのメッセージになりますが、ただ単に勝ちを目指すならばカード選択は好みなどで決めるべきではなく、メタゲームによって決めるべきです。もし時間が許すなら、自分の納得のいくまで両方のカードを使いこんで、自分なりの回答を出せればベストですね。”
http://mtg-jp.com/eventc/worlds09/article/001599/
”メタに対応するデッキを作る時は、一覧表みたいなのを作って順位付けしているんですけど、《ロウクスの戦修道士》はかなり順位が低かったんですよね。選択可能なカードプールの中でいうと、《バントの魔除け》は《梅澤の十手》や《稲妻のらせん》よりも順位が上だったので採用しました。《悪斬の天使》もそれらより上でしたね”
デッキの中で上記の理由で説明出来ないカードは1度交換を検討してみてはどうだろうか。
デッキのカードを入れ替えるときにあれも入れたいけどコレも入れたいと悩む事は多いと思うけど、多くの人は感覚的な入れ替えをしてると思う。トーナメントで勝つためには、出来るだけ定量的な評価でカード選択をすべき。
かなりざっくばらんな書き方だけど、カードの標準評価が5点だと仮定して、稲妻を評価すると
メタゲームデッキ分布が ジャンド3割 赤単3割 その他4割
それぞれのデッキに対する稲妻の効果が ジャンドには5点 赤単には8点 その他には6点の場合
稲妻の得点は1.5+2.4+2.4=6.3と標準より高い期待値が見込めるためデッキに投入できるカード。
しかし
デッキ分布がジャンド3割 青白TA3割 その他4割 に変わって
同様に ジャンド5点 青白3点 その他6点の場合
1.5+0.9+2.4=4.8と標準より劣った期待値のカードになる。
実際にはここまで単純じゃないし、各人の評価が違う部分もあるだろうけど、この考え方が基本にあると、自分のデッキの性能評価をする目安になる。何を抜いて何を加えるべきかという問いかけに対して、より適切な答えを導ける。
最近のデッキはカード単体が強いので、戦略+単体のカードパワーの両方を兼ね備えたデッキがトーナメントレベル。
ジャンド:続唱戦略+1枚で2回分美味しい+除去のパワーカード
青白:フリースペル、カードドロー、(一部マナブースト)+悪斬やPWなどのパワーカード
バント:マナブースト+緑白の優秀クリーチャーというパワーカード
どれも基本的な戦略+パワーカード。
上記の考え方は、何がパワーカードなのかという事を評価できる。
同時にパワーカードがメタゲームによってはパワーカードで無くなることも示唆している。
1点だけ留意すべきなのは、この評価の仕方ではシナジーを重視するタイプのデッキ(俗に言うコンボ及びコンボに近いデッキ)を評価する事は不可能である点。
ターボフォグ系のデッキは毎ターン発生するドロー+時間のねじれのコンボ、
変身デッキのトークン+変身なんてコンボは評価できない。
なぜならこれらのデッキは単体のカードパワーでは無くて戦略のみで勝負するデッキ。
http://mtg-jp.com/reading/tsumura/004867/
”これはあくまでトーナメント思考の方へのメッセージになりますが、ただ単に勝ちを目指すならばカード選択は好みなどで決めるべきではなく、メタゲームによって決めるべきです。もし時間が許すなら、自分の納得のいくまで両方のカードを使いこんで、自分なりの回答を出せればベストですね。”
http://mtg-jp.com/eventc/worlds09/article/001599/
”メタに対応するデッキを作る時は、一覧表みたいなのを作って順位付けしているんですけど、《ロウクスの戦修道士》はかなり順位が低かったんですよね。選択可能なカードプールの中でいうと、《バントの魔除け》は《梅澤の十手》や《稲妻のらせん》よりも順位が上だったので採用しました。《悪斬の天使》もそれらより上でしたね”
デッキの中で上記の理由で説明出来ないカードは1度交換を検討してみてはどうだろうか。
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